野仏にはらはらと散る桜かな。開花、満開が年々早くなっています。お元気ですか。
昨年末の総選挙の為に予算編成が遅れ、九日にやっと参議院で議決成立。今後はこの予算が迅速、順調に執行され、景気に支障のないことを期待したいと思います。
予算の収入は国民負担(税や後世の国民の返済義務となる国債)であり、支出(治安、教育、社会保障や福祉、中小企業対策、住環境整備等々)は国民へのサービス提供。従って、憲法は国会(国民の代表)の承認なしに、負担を求め、支出を約束することを内閣に禁じています。また、政府与党の政策の金銭の表示でもあり、関心を持って議論しましょう。
成立した予算の京都への配分は次のとおり。
◎国立京都国際会館の大会議場(多目的ホー
ル)建設工事に着手4億1200万円。
◎京都迎賓館、国立国会図書館関西館運営経費等16億6700万円。
◎公営住宅の改修・改善事業23億3000万円。
◎交通網整備は府域主要十国道整備41億円。
◎都市公園事業は宝が池公園体育館、西京極総合運動、洛北第三・4号、深草墓園整備、各所の照明灯・ブランコ改築計8億円。
◎京都市内五河川の河川改修事業9億円。
◎市内全域の下水道事業114億2000万円円。
◎古都三山保全・再生事業2億6400万円。
なお、この他公共関連総合交付金が府市に一括交付されます。ご要望は自民党府市議へ。教育・福祉関連は六月配分予定。ご自愛を。
2015年4月17日 於議員会館