清水や霞の向うの花舞台。温暖化のせいでしょうか、桜も早いようです。お元気ですか。
新年度は憲政史上異例の幕あけです。予算が決ったのに、裏付けとなる歳入法案が未成立なのです。歳入法案は二月末に参議院に送付されたのに、民主党が四週間にわたり審議サボタージュをした結果なのです。
ガソリン税はリッター二五円の徴収ができず、値段は下がりました。しかし、府や市町村の税収は九千億円、国からの交付金等が一兆三千億円減り、住民生活にいずれしわ寄せが生じます。民主党は政略的な審議妨害に狂奔せず、国民生活安定のため、参議院第一党の責任を果たすべきではないでしょうか。
成立予算の京都関連の配分は次のとおり。
○京都迎賓館、国立国会図書館関西館、私のしごと館運営経費等三三億五千万円。
○京都国立博物館平常展示館緊急建替工事費十六億九千八百万円。
○公営住宅ストック総合改善事業費等三七億円。
○都市公園事業は宝ヶ池九千万円、綾西その他の公園は統合補助金六億三千万円で対応。
○京都高速道路十条通り等六億円。
○京都市内の八河川の河川改修事業七億円。
○市内全域の下水道事業一〇六億円。
○防災水利整備等まちづくり事業九九億円。
○嵯峨野地区等の古都緑地保存事業十億円。
○廃棄物処理施設整備事業二四億円。
教育・福祉関連は五月に配分予定。道路関連は関連法案成立後の配分予定。ご自愛を。
2008年4月11日 於議員会館