黄緑のかぜ吹き抜ける高山寺。さわやかな 季節となりました。お元気ですか。
文化庁の京都移転に、「何故京都なのか」の 議論があります。戦後の追いつけ、追い越せで物質的に豊かになった日本が直面する困難を抜け出す鍵が京都にあるからです。
競争と成果主義のグローバル文化のなかで、 絆の社会、道義ある国民は過去のものとなり、日本は難しい状況になっています。 日本人の伝統的生き方、心根(文化)が、かろうじて残り、 行政を担える都市機能を持つまちは京都です。 その京都で、日本と地方の創生を図りたいとの政治の意思が、文化庁の京都移転です。 京都は日本の為、大きな責任を負ったのです。
成立した予算の京都への配分は次のとおり。
◎国立京都国際会館の大会議場(多目的ホー
ル)建設施設整備費8億2300万円。
◎京都迎賓館、国立国会図書館関西館運営経費等20億400万円。
◎公営住宅の改修・改善事業20億2000万円。
◎交通網整備は市内重要幹線街路34億円。
◎都市公園事業は宝が池公園体育館、西京極総合運動、円山、梅小路、各所の照明灯・ブランコ改築事業計9億5200万円。
◎京都市内四河川の河川改修事業9億円。
◎市内全域の下水道事業114億2000万円。
◎古都三山保全・再生事業2億2200万円。
なお、この他公共関連総合交付金が府市に一括交付されます。ご要望は自民党府市議へ。教育・福祉関連は六月配分予定。ご自愛を。
2016年5月13日 於議員会館