国会レポート

NO.250  人手不足時代をどう生きるか(働き方改革)

渓流の釣りの談議や春隣り。雪の多かった冬もいよいよ春、お元気でしょうか。

働き方改革の議論が活発です。高度成長を経て、日本は豊かで行き届いた国になりました。 仕事をさせてほしい、働かせてほしいの過去は、仕事を選べる現在に変ったのです。フリーターでも食べていける、仕事以外の時間も持てる、仕事はお金だけでなく楽しみでもあるー日本にもなりました。

豊かさは多様な価値観、子育て以外の生き甲斐を可能とします。 豊かな国は皆、少子化と労働不足に直面します。労働力は農業や物造りの現場から、人々を楽にする医療や介護、流通、レジャー、ITソフトに流れます。 敬遠される分野は更に人手不足となり、長時間労働は常態化し、その弊害が顕在化。

現状解決の労働法制改正(働き方改革)です。@時間でなく業績で報酬を払う。A雇用形態を自由にし、働き方を自由に選べる。B長時間労働を厳しく規制する等々。 働く人の為の改革が、運用次第で雇い主の使い勝手の良いものにならぬよう、労使双方の自制が求められるのは当然です。何より大切なのは私達一人ひとりの生き方です。我慢や努力を 他人の労働力に押付け、お金で処理していないか。買物をアマゾンに頼み、近距離でもタクシー、料理は面倒だからデパ地下では、労働力はいくらあっても足りませんね。

4月8日の京都府知事選挙は、自分で考えて、必ず投票に行きましょう。お元気で。

2018年3月9日

伊吹文明

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