総選挙終りてすすきを揺らす風。選挙期間中は日常の暮しをお騒がせし、お詫び申し上げます。残暑が続きますが、お元気ですか。
今回の小泉構造改革の負の部分の痛みの対応にもたついた自民党への反撥が強く、私にとっても誠に厳しいものでした。温かいご支援にもかかわらず、選挙区で議席を失う不甲斐ない結果となり申訳なく存じます。逆風の中、八一、九一三票の良識と節義の票のおかげで、比例区代表で九期目の当選を果すことができました。
八一、九一三人の皆様のお心は、私の心の玉手箱に納め、日本が正しく進むよう、地元京都府・市の予算確保に漏洩のないよう、自民党が再び政権を託していただける政党に再生できるよう、全力を傾けたいと存じます。宜しくご指導、ご支援をお願い申し上げます。
自民党の落胆と民主党の高揚が落ち着き、マスコミが政局の動きと民主党政権の政策実施状況を冷静に報道し始めると、問題点が浮びあがると思います。一つは、景気回復の基調が、民主党の言う補正予算の凍結、組替えでどうなるか。自治体は既に補正を前提に、自治体ごとに補正予算を議決、執行しているからです。第二は、外交や安全保障について、与党間や民衆党内の意見の不一致が表面化してくるかどうかです。
自民党は真の保守政党として、理念をしっかり持ち、来るべき時に備え、結束のため我慢が第一です。御自愛を祈り、謝意と致します。
2009年9月11日 於議員会館