練りあげる緑りゆかしき初茶会。今年は厳しい寒さが続きます。お元気ですか。
鳩山総理、小沢民主党幹事長の政治とカネにつき、多くのご意見が寄せられます。確定申告が始まっており、権力者の特別扱いには政府は心すべきでしょう。時には理不尽と思う批判を受けるのは政治家の宿命。が、司直の手をわずらわせるのは「事件」で、異常なこと。説明責任を逃げてはなりません。
予算審議、景気対策等懸案が山積みするなか、この問題の批判、それを封殺するヤジの応酬は残念な現実です。しかし、民主党の最近の権力濫用の力の源泉は、この鳩山代表、小沢幹事長に公認され、選挙資金を交付され、応援を受けて当選した民主党議員の数にあるから問題とされるのです。中国国家副主席との例外的ルールでの天皇陛下への会見強要。検察捜査への露骨なしめつけ。公共事業の党略的配分と利益誘導的情報漏洩等々・・・。
しかし、日本とは党略的統制で不公正を隠しおおせる国ではないと信じたいと思います。鳩山総理は、「税務調査を受けている」と自ら認めています。小沢氏については、東京地検特捜部長が「本件(政治資金規正法律違反)については不起訴」と延べ、巨額資金の源泉が、個人資金、裏献金、裏がね、政党交付金の如何により、諸々の法違反が生ずるか否かの捜査は否定していません。正義を信じ、私は確定申告を行ってきました。お元気で。
2010年2月19日 於議員会館