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国会レポート
NO.207 新網領の下一致結束を（今こそチャンス）
菜の花や夫婦遍路の鈴の音。春らしくなってきました。お元気ですか。
政治とかね、マニフェストの約束違反、普天間問題等為政者としての発言の軽さ等々、民主党の敵失が続くなか、自民党支持率の低迷への焦燥感から、谷垣執行部批判が目立つ昨今。批判する政治家への賛否、また厳しい民主党批判か政策論かの両論が寄せられます。世論も又多様だということです。
実は、細川内閣当時も、内閣支持率が急落するなか、野党自民党支持率は低迷していました。上昇に転じたのは政権復帰後でした。参議院選挙は自民党にとりチャンス。執行部への批判は直言すべきで、私も思いは色々ありますが、自己顕示や弁明を兼ねた外部での発言は、私の生きざまではありません。執行部も批判を受けとめ、自己改革を通じ一致協力体制を創らないと、麻生内閣末期の繰り返しです。
私が責任者となり、新しい自民党網領が出来ました。長寿少子化で日本の労働力は質量ともに低下し、成長が難しい現状を述べています。一方で増大する社会保障費を賄うには、教育や技術開発に資金を配分する経済成長戦略と税制改正が不可欠。自立・自尊の誇り、助け合いの和と絆、公徳心を取り戻し、世界平和や人類への義務を果す有徳の国・日本の建設は、現在のパイのばらまきだけの民主党政治では難しいでしょう。国民への使命感を持ち、一致結束、黙々と努力する姿勢が、自民党政治家に今求められるのです。
2010年3月19日 於議員会館
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