嵯峨の里小犬尿する雪達磨。雪の多かった冬でしたが、お元気ですか。
民主党政権の統治能力の未熟さは深刻。一方、自民党支持率も仲々あがりません。緊急避難先のみんなの党も一服。大衆迎合型の地域政党だけが元気な現状は、ナチス出現前の歴史を読み返しているようです。
憲法は日本の統治の根元を主権の存する国民におき、正当に選挙された代表による国会の指名で、総理大臣に行政権を付与。従って、国会も内閣も国民に信義を盡し、働くのです。ところが、与野党協議の申入れ、社民党懐柔目的の普天間予算の扱い、首相交替による予算審議打開の申入れ等々、菅内閣や民主党の動きは 政策的装いのようにみせつつ、民主党の権力維持へのからくり芝居であることは、マニフェストで欺された国民はお見通しです。
各社世論調査では、国民の多くは解散総選挙を求めています。が、与野党がこのままでは、自民党にお灸で政権交替、権力成金の未熟さにあきれて民主党離れの繰返し。その間に日本の評価は下り、国民は不安の連続です。
自民党は新綱領で党の理念、目指すべき国家像を示し、それに沿って参議院選と地方選の公約を策定。民主党の内紛等は国民とは無縁の問題で、嘘のマニフェストで当選した議員の投票で成立している内閣こそが問題なのです。民主党も党の理念、国家像を国民に示し、嘘のない公約で民意を問いなおす時ではないでしょうか。お元気で。
2011年3月4日 於議員会館